ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引書』が面白かったよ!
2月ごろに森博嗣を爆買いたんだけど、なんとなく自分の好みと合わないなと思って1/3読んだところでやめてしまった。
キャラクターがシリーズを越えて登場するところはCLAMP作品に似てて好きなんだけど、いかんせんキャラクターが好みでなかった。
結末や動機がはっきりせず、ぼんやりとした終わり方で雰囲気を楽しむような作品なら他のものでもいいと思った。
私には合わなかったけど面白かったよ!
財布も心も貧しくなってきて、読むものもコスパで考えてしまう。
だからマンガは買わない。1冊の読み応えがあっさりしてて、たくさん買ってしまうから。
たくさん買うのももったいね〜と思ってしまって全く手が伸びなくなった。
Amazon readingのunlimitedに加入してからはちょいちょい見るようになったけどあんまり覚えてないや。
1番長く楽しめるのが翻訳小説なので、そればっかり読んでいる。
Twitterのフォロワー全員がルシア・ベルリンの『掃除婦のための手引書』を読んでいるので買ってみたらめちゃくちゃ好きなタイプの小説だった。
ギラギラした生が描かれた次に酷な死が書かれていて、その対比に引き込まれ、時代も国も全く違うのにリアリティがあって私も同じことあるなと思わせるのがすごい。
群像にルシア・ベルリンの翻訳が載っていたので買った。ユーモラスだけど冷たさも潜んでいる、翻訳も読みやすいし情景がありありと伝わってきて面白いので是非読んでほしい。
私は自分の生活圏を広げようとせず、職場と家とスーパーの往復ばっかりで、いざ友人と会った時に会話が全く弾まなくて、自分はつまらない人間だなと思った。
節約を意識せず、食べたいものを買って飲みたい物をたくさん買おう。そうしよう!